2013年12月14日土曜日

三重県、鹿・猪肉「みえジビエ」ブランド化~家畜的食生活へのアンチテーゼ

三重は水産物だけでなく山の幸も豊富だということをもっとアピールすべきだったしこの政策は一石二鳥どころか三鳥になりうる。

鹿・猪を殺して、解体し、食す・・・我々の先人達が生きていくために当たり前のように行っていた
生きていくうえでの行為が宗教的価値観・時代ごとの為政者の都合・国家の近代化によって忘れ去られていた。

この試みは歴史的に染み付いた獣・動物の解体とそれに『従事する人達』を忌み嫌う風潮・偏見払拭、ファストF・ジャンクFにまみれた家畜的食生活へのアンチテーゼになるだろう。


 鈴木英敬知事は十三日の定例記者会見で、県独自の「みえジビエ(野生鳥獣肉)登録制度」を創設し、二十日から運用を始めると発表した。ジビエの解体、加工、販売の各施設が登録対象。衛生管理などを定めた県のマニュアルを守り、県の審査を経た施設に県が安全のお墨付きを与えることで、シカ肉・シシ肉の流通促進や、農林水産物の鳥獣被害軽減を図ろうという、全国初の試み。「みえジビエ」の商標登録も申請中という。

 制度では、県内で捕獲されたシカ肉やシシ肉を扱う解体処理施設や加工品製造施設、飲食店などが対象。登録は一年ごとの更新制で、県の書類審査と現地調査を受け、衛生管理など県のマニュアルを守っていることが条件となる。現時点で県は、二十施設の登録を想定している。

 県によると、県内では昨年度、シカとイノシシ約一千頭が解体処理されており、うちマニュアルに沿って解体されているのは約四百頭にとどまっている。

 昨年の野生鳥獣による農林水産業への被害額は約七億円。うち農業への被害は、イノシシが約一億五千万円と最も多く、シカは約八千五百万円で三番目の多さとなっている。

 鈴木知事は「『みえジビエ』が一つのブランドとして県内外でたくさん消費され、県の食の魅力になることを期待し、獣害の被害軽減の効果にもつなげていきたい」と述べた。
http://www.isenp.co.jp/news/20131214/news01.htm
http://www.peeep.us/3a00dc5a

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