12日に強姦(ごうかん)容疑などで千葉県警に逮捕された日本ハムの元投手で2軍マネジャーの宮本賢容疑者(29)が、 今年9月に県迷惑防止条例違反(つきまとい行為などの禁止)で市川署に逮捕された際、 球団側が本人から事情を聞いた上で1か月の自宅謹慎処分を下していたことが13日、分かった。
島田利正球団代表は当初、宮本容疑者が9月に体調不良で休職していた、と説明しており、
逮捕と処分の事実を伏せていたことについて「隠蔽ではないが、認識が甘かった」と話した。
捜査幹部によると、宮本容疑者は9月10日午後、千葉県市川市の路上で面識のない女性に数十メートルつきまとったとして、県迷惑防止条例違反で市川署に現行犯逮捕された。都内で取材に応じた島田球団代表によると、球団側は当時、宮本容疑者の無断欠勤が2日間続いたことを問題視。 吉村浩チーム統括本部長が後日、釈放された宮本容疑者と面談し、逮捕事実を知らされたという。
その際、宮本容疑者は「車で外出中に携帯電話で話していて、相手と口論になり、電話を車外に投げた。 電話を探しに植え込みをのぞいていたら、酔ってフラフラの女性が通りかかった」と説明。
「『大丈夫ですか』と声をかけたところ、横にパトカーが来て、迷惑防止条例違反で捕まった。
警察で数日間、事情を話して釈放された」と話したという。
島田球団代表によると、警察に事実確認をせず、私的な事情に悩んでいたという本人の説明を考慮。 球団幹部内で1か月の自宅謹慎処分を下したが、選手、ほかの球団スタッフには逮捕事実を伏せ、「体調不良」と説明していた。
今月12日になって、宮本容疑者が6月下旬に船橋市内の路上で女性に乱暴したとして、強姦容疑で逮捕されたことが判明。 同球団代表は報道陣に対して「9月の休職は体調不良」と説明していたがこの日、前言を撤回。
「本人の事情を考えて伏せていた。隠蔽ではないが、認識が甘かった」と述べた。
島田球団代表は宮本容疑者に加え、球団幹部の処分についても「しっかり検証して対応したい」と語った。 一方、吉村チーム統括本部長は「今は話すことができません」としている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20131113-OHT1T00221.htm
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