三重県四日市市の教育委員会の職員がことし6月、名古屋市で女性のスカートの中を盗み撮りしたとして、懲戒免職になりました。
四日市市教育委員会によりますと、
人権・同和教育課に勤務する50歳の指導主事は、ことし6月、名古屋市中区大須にある商業施設で複数の女性のスカートの中を、靴の中に仕込んだカメラで盗み撮りしたとして、愛知県の迷惑防止条例違反などの疑いで警察に検挙されました。
指導主事は容疑を認めて書類送検され、起訴はされなかったということです。
また、教育委員会の聞き取りに対しては、あわせて4回、同じように盗み撮りをしたと話し、「最初は出来心だったが仕事へのストレスでやめられなくなった。これまで信頼してくれた皆さんに申し訳ない」などと話しているということです。
市の教育委員会は、14日づけで指導主事を懲戒免職としました。
指導主事は、教諭の資格を持ち以前は教壇に立っていたということです。
記者会見した四日市市教育委員会の上浦健治学校教育課長は「現場の教員を指導する立場なのに、じくじたる思いだ。市民にまことに申し訳ない」と謝罪しました。
10月14日 19時15分
http://www.peeep.us/95ed65ba
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073540141.html
四日市市食肉センターから特定危険部位を持ち出したとして刑事告発されている川村幸康市議(40)が、 22日の市議会代表者会議で、議員活動を継続することを表明したことに、市議や問題を告発した市民からは「明快な説明もないまま、議員にとどまると言われても納得できる訳がない」と反発が広がった。
同会議は、各会派の代表者ら8人が出席。川村市議は、所属する政友クラブからの要請を受ける形で 会議に出席して陳謝したものの、危険部位の持ち出しについては認めず、わずか数分で退出した。
代表者会議で川村市議の陳謝を聞いた加藤清助市議は「約3か月間、事実解明を求めてきたのに 何の音沙汰(おとさた)もなかった。しかも、『議会に復帰したい』と言うだけで説明もない。これ以上、 議会を休んでは市民の追及が厳しくなるからと勘ぐりたくもなる」と不信感を示した。
川村市議を窃盗と食品衛生法違反容疑で四日市南署に刑事告発した食肉会社社長の福原正幸さん(53)は 「自身の問題ついて釈明もできないのに、市議として何の働きができるのか」と憤りを見せていた。
ソース:読売新聞
三重・部落解放同盟幹部兼市議経営の焼肉屋でBSE特定危険部位販売
http://hamaguri-inspire.blogspot.jp/2013/06/blog-post_7.html
【社会】 “狂牛病” 危険部位牛肉「こめかみ」、焼き肉屋で食用に提供か…三重・四日市市議が経営
三重県四日市市の市食肉センターから
牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法で
特定危険部位と規定されている
牛の「こめかみ」の肉が継続的に持ち出され
同市の
川村幸康市議(39)が経営する市内の焼き肉店で
食用に提供されていた疑いのあることが23日、わかった。
同法は、BSEの原因となる異常プリオンが
集まりやすい危険部位を食用とすることを禁じ
焼却処分にするよう定めている。
厚生労働省食品安全部は
「異常プリオンは脳の三叉神経などにたまりやすく
こめかみは脳に隣接しているため
神経を通して汚染される可能性が高い。食用への提供は許されない」
としている。
市食肉センターでは、三重県四日市畜産公社が解体処理や卸売り
施設の運営を行っている。
牛の頭部は解体後、県職員がBSE検査のため延髄を採取。
その後、食用にすることが認められている舌とほお肉以外は
公社職員が一定量がまとまった段階でセンター内で焼却している。
川村市議は、公社から内臓を購入、販売している
四日市臓器組合の加入業者。
同組合はセンター内に事務所があり
加入業者は自由に出入りできるが
川村市議が頭部から「こめかみ」の肉を切り取っているのを
公社職員や複数の食肉関係者が目撃している。
食肉関係者は
「食肉センターからの持ち出しは、監視している公社職員もおらず
簡単にできた」と証言している。
川村市議が経営する焼き肉店では
「珍味」と称して1人前525円で提供。
食肉関係者が昨年10月から今月1日にかけて
「珍味」を3回持ち帰り
食肉会社社長や精肉店代表、獣医師らに鑑定を依頼した結果
牛の目の上の頭蓋骨に付いていて
筋や脂の入り方に特徴があることから
「こめかみ」に間違いないとの回答を得た。
読売新聞の取材に対し、川村市議は
「頭部の処理は、最近は知人の作業員に
依頼しているのでわからない。
首やほおの肉もまとめて『こめかみ』と呼ぶこともあり
実際はほかの部位の肉だ」と否定している。
厚労省食品安全部は、頭部は舌とほお肉を除き
外部への持ち出し自体が違法行為としている。
BSE特措法に違反しても罰則規定はないが
調査で持ち出し行為を確認できれば
県が「と畜場法」に基づき
営業許可取り消しなどの行政処分を出すことができる。
(2007.08.24 読売新聞)
【社会】牛こめかみ:市議が切り取った…公社職員目撃証言 四日市[09/01]
三重県四日市市の市食肉センターから
牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法の特定危険部位
牛の「こめかみ」が持ち出された疑惑で
市の調査委員会の聞き取り調査で
市内で焼肉店を営む市議が危険部位を切り取っていたとの
目撃証言が公社職員から出ていたことが31日、分かった。
調査委は29日から、牛の頭の処理を行う10業者や
解体など業務委託を受ける県四日市畜産公社などから
聞き取りを行っている。
関係者によると、証言は一部の公社職員から出たもので
同センターで危険部位の持ち出し禁止が周知された
02年11月以降、市議が危険部位の
「こめかみ」や 「内ほお肉」など
牛の頭の多くの部分を自ら切り取っているのを複数回見たという。
作業後の頭は、他の食用にできる
「ほお肉」「舌」だけを取ったものと見かけが大きく違い
危険部位の切り取りは明らかだったという。
県に情報提供した県内の食肉業者ら4人は
市議の焼肉店で「珍味」として「こめかみ」を出していたと
指摘している。
一方、市議はこれまでの取材に
「持ち出しが禁止され、チェックが厳しくなってからは
一切やっていない」と、疑惑を全面的に否定している。
(2007.09.01 ニュースソース:毎日新聞)
業者に物証提供求めず 食肉センター危険部位持ち出し
【四日市】四日市市食肉センターから
牛頭部の特定危険部位が持ち出された有無を調べている
市の調査委員会(弁護士一人と市総務部長ら職員三人で構成)が
食肉業者が「持ち出された特定危険部位の肉(こめかみ)」の
「物証」として所有している肉片の提供を
業者側に求めていないことが十三日、分かった。
食肉業者は三日の調査委員会に出席して
肉片の調査を求めて提供を申し出たが
調査委員会は十三日現在、業者に提供を要請していない。
調査委員の原田秀十志商工農水部理事は
「提供を求めるか求めないかも含めてノーコメント」と話している。
調査委員四人は先月二十九日から
牛を解体する業者や食肉センターを管理運営する
県四日市畜産公社職員ら関係者から任意で事情聴取し
「人証」を集めている一方
「物証」については、業者が所有する肉片をはじめ一切
収集していない。
三日の調査委員会に出席した食肉業者で
牛のと畜解体の経験を持つ男性(71)は
「事実をはっきりさせるためには、事情聴取だけでなく
?物?の調査も不可欠」と物証調査の必要性を強調。
具体的には
「われわれが焼き肉屋で手に入れ所有する肉片(こめかみ)と
市食肉センターで解体された牛との同一性は
DNA鑑定などの調査で科学的に判明するはず。
同一性の結論が出た場合、その肉片が特定危険部位かどうかは
調査委員の面前で牛を解体してみて
その場で取り除いた実際のこめかみと肉片の姿、形などを比較して
検討すれば、判断できるはず」としている。
男性が主張するこれらの調査手続、手法については
三日の調査委員会ですでに述べている、という。
(2007.09.14 伊勢新聞)
これが第4報
危険部位持ち出し疑惑 調査せず焼却処分 通報後の3日後に 四日市
【四日市】牛頭部の特定危険部位の
四日市市食肉センター外への持ち出しの有無を
同市が調べている問題で
市側が持ち出し疑惑の通報を受けてから立ち会い調査をした三日間
冷蔵保管していた牛頭部八十三頭分を
すべて焼却処分していたことが十九日、分かった。
持ち出しを通報した食肉業者は
「通報時に保管していた頭部を調べて
特定危険部位の有無を確認すべきだった」と話している。
市議会に対する市の説明などによると
持ち出し疑惑に関して市が県から通報を受けたのは七月三十一日。
通報を受け八月三日から市や県四日市食肉衛生検査所
県市ら出資の県四日市畜産公社が、現場で立ち会い調査をした。
一方、と蓄解体してコンテナ冷蔵庫に保管していた
解体後の牛頭部は
七月三十一日に四十三頭、八月二日に四十頭
それぞれ焼却処分している。
同センターでは、牛頭部は解体後、検査のため最低一日以上
冷蔵保管され、冷蔵庫に一定量たまると
まとめて焼却される、という。
県に持ち出しの有無の調査を求めた食肉業者の一人は
「解体後に牛の頭や骨を写真に撮るなどして
特定危険部位が切り取られていないか調べてほしいとお願いしたが
市や県や公社が調べもせず立ち会い前にすべて焼却するとは驚きだ。
物証として調べるのが当然ではないか」と語っている。
持ち出しの有無を調べている
四日市市調査委員会(弁護士一人と市職員三人で構成)の
市商工農水部理事
原田秀十志委員は
「通報を受けた当時
(冷蔵保管していた)牛の頭を調べるということは
当時考えていなかった。従前通りに焼却したのだろう」
と話している。
市調査委員会の調査をめぐっては
市食肉センターから持ち出された特定危険部位(こめかみ)の
「物証」として、食肉業者が主張し所有している肉片について
同委員会が十九日現在、業者側に提供を要請していないことも
判明している。
(2007.09.20 伊勢新聞)
これが第5報
「捜査権なく限界」 四日市市BSE調査委
「こめかみ」など牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法で
特定危険部位とされる牛の頭部の肉が
四日市市食肉センターから持ち出されていた疑惑について九日
「有無を明確に把握できなかった」とする報告書を公表した
市の調査委員会。
宮田昌一副市長ら市側は「チェック態勢が不十分だった」
と陳謝しながらも
「市に捜査権はなく調査には限界がある」などと釈明した。
持ち出された特定危険部位が消費者に流通したかなど
市の所管以外の問題については
食品衛生法上の権限を持つ県など関係機関の判断に
委ねる考えを示した。
調査委は八月二十九日以降
同センターに勤務する市職員や
運営主体の県四日市畜産公社の役職員
食肉関係業者ら計五十七人に任意で聞き取りを実施した。
持ち出しの有無について
報告書では食肉業者の目撃証言に加え
「焼却した頭部のなかに、ツルツルの骨状態で
こめかみ肉を切り取った跡と考えられる頭部を見たことがある」
とする証言が複数あったことも盛り込まれた。
原田徹・市総務部長ら四人の調査委員は会見で
「(持ち出されていたという)心証はある」などとしながらも
解体処理後の頭部がすでに焼却処分されているなど
物証がないことなどを理由に
「特定はできなかった」と述べるにとどまった。
調査委は同日、この報告書を井上哲夫市長と県に提出した。
県薬務食品室は
「持ち出しがはっきりしない以上
(追加調査は)今のところ考えていない。
もどかしいが、食品衛生法で犯人捜しはできない」として
県としての追加調査には慎重な見解を示した。
食肉センターの開設者としての四日市市への対応について
同室は「このようなことが二度と起きないように求める」とし
「と畜法上で問題があれば市への処分や指導を考えたい」
としている。
◆情報提供者「納得いかない」
こめかみ部分の肉がセンターから持ち出され
四日市市内の焼き肉店で売られていたと
県に情報提供した食肉関係者の一人は
調査委員会の報告について
「こめかみの持ち出しがあったかどうかを詰めておらず
納得がいかない」と話す。
「今後、科学的な鑑定や、きちんとしたチェック体制の
整備を行うよう、県や国にも申し入れていきたい」とした。
(2007.10.10 中日新聞)