2014年8月1日金曜日

佐世保JC切り刻み殺人~我が娘の罪への反省より自分の保身に走る実父


 なぜ同級生を殺害したのか。16歳の女子生徒の新たな供述が明らかになった。

 去年、母親を病気で亡くし、その後、父親が再婚した高校1年の女子生徒。父親に金属バットで殴りかかったこともあったという。

 31日夜、女子生徒に接見した弁護士が、本人のコメントを発表した。

 「父親のことは尊敬している。母が亡くなって寂しかったので、新しい母が来てくれてうれしかった。新しい母にはすぐに慣れ仲良くしていた」

 父親との間に確執はなく、新しい母親とも仲が良かったと強調した。

 女子生徒が1人で住む部屋で、クラスメートの松尾愛和さん(15)が遺体で見つかった事件。遺体は、首と左手首が切断され、腹部が大きく切り開かれていたという。過去にはネコも解剖していたという女子生徒。さらに31日、新たに分かった供述は、衝撃的なものだった。

 「人を殺したいという欲求は中学生の頃にはあった」

 また31日、女子生徒に関する通報が、児童相談所に寄せられていたことも明らかになった。

 長崎県こども政策局・平尾眞一局長「事件の前、6月10日に(児童相談所に)電話がありました」「『高1女子に関する相談がしたい』という相談でした」

 児童相談所関係者によると、先月10日、医療福祉関係者が、女子生徒の行動について通報。しかし女子生徒の個人情報が明かされなかったため、児童相談所は助言だけを行ったという。

 平尾局長「児童が特定されない形での相談でした。そういう事情で、細かく情報とか通報ができなかった」

 事件が起きた後、今月27日に確認したところ、逮捕された女子生徒についての通報だったと判明したという。

 松尾さんをハンマーで殴り、ノコギリで遺体の首を切断したとみられている女子生徒。警察は、松尾さんと女子生徒が着ていた服のほか、医学に関する本も押収しているという。警察は女子生徒がこうした本などを参考にしていた可能性もあるとみていて、犯行の経緯や精神状態について調べる方針。
http://www.peeep.us/f025806a

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