10月17日から開催されているプロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナル
ステージ(東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズ)に合わせ、楽天の応援会場が、 東日本大震災の被災地で楽天が本拠地とする宮城県の石巻市内に設置された。主催したNHKが被災者を元気づけるために設置したのかと思いきや、裏でNHKが「別の目的」を設定し、関係者を幻滅させていたというのだ。
今回のパ・リーグCSファイナルでは、いくつかの試合の放映権をNHKが獲得している。
「主な放送先は衛星波のBSとラジオ第一放送ですが、それに加え東北6県向けに地上波でも放送をしています。東北では、テレビ東京系列はもちろん、他の民放でもフルでチャンネルがそろう地域が少なく、
そうした難視聴対策を楽天も課題に挙げていたことから、地上波での放映が決定。BSやラジオとは別のスタッフ (主に仙台放送局アナウンサーとNHKの解説者)が担当しています」(仙台のメディア関係者)
宮城県内では「おらがチーム」の日本シリーズ初出場に向け、試合は日増しに注目度がアップ。
そんな中、件のイベント会場の疑惑が浮上したのだ。
「NHKは、主に自局が地上波放送する時に応援会場設置に協力しているようですが、表立ってはそれを公表せず、 他のマスコミが取材すべく問い合わせを入れて、初めて発覚したそうです。それだけではなく、NHK側は会場で 来場者に受信料の支払いを促すような行為もしていると聞きます。被災で生活再建もままならない中、
こうした行為は被災者の感情を逆なでするするようなもの。NHKサイドとすれば『楽天の試合を東北どこでも
見られるようにしてあげたのだから、それくらいいいだろう』という考えでしょうが、あまりにもひどすぎますよね」
(別のメディア関係者)
公共放送局を自認するNHKのこうした振る舞いがもし事実だとすれば、地元の反発を呼びかねない。(文=編集部)
http://biz-journal.jp/2013/10/post_3165.html
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