2015年7月21日火曜日

『粉飾』の東芝歴代三社長、揃って粉飾指示を否定

東芝は21日、不正会計問題の責任を取り、田中久雄社長、佐々木則夫副会長、西田厚聡相談役の歴代3社長が辞任すると発表した。副社長ら取締役も含め、合計9人が辞任する。後任の社長については、室町正志会長が22日から暫定的に兼任する。
 田中社長は21日夕、東京都港区の本社で記者会見し、「かかる事態を生じさせたことを厳粛に受け止め、全ての利害関係者におわび申し上げます。本件に対する重大な責任は私をはじめとする経営陣にある」などと謝罪。経営責任を明らかにするため同日付で社長を辞任すると述べた。

 同時に田中社長は、不正会計問題に関して「直接的な指示をしたという認識はない」と説明。一方、会見に同席した室町会長は「自分は関与していないと考えている」との認識を示した。

 東芝は新たな経営陣を8月中旬に公表する見通し。不正会計問題で発表を延期していた2015年3月期決算は、8月31日に公表する予定だ。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6167862

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