23日開幕の東京五輪に出場する競泳の男女日本代表が21日、取材に応じ、
白血病の闘病を経て2度目の五輪に挑む女子の池江璃花子(ルネサンス)が
「1年前じゃ考えられなかった環境に今いると思うけど、これが自分の運命だと思う」と五輪との“赤い糸”を語った。以下は池江との一問一答。
(以下略)
―国際舞台に戻ってきた。
「選手村に入ったときは日本に海外の人がいることにすごい違和感を感じましたね。
アクアティクスセンターに海外の選手がいることを思うと、すごく不思議な感覚になって、その時に五輪が始まるなっていう気持ちにもなりました」
―波のあった5年だった。
「1年前ではまったく想像できなかった環境ではあるので、本当、オリンピック(代表に)入れたら喜ぼうという感じだったので。
オリンピックをめちゃめちゃ意識して臨んだ選考会ではなかったので、いまだにっていう、『自分って病気してたよね?』って。
練習中に、今までできたことができなかったり、自分まだ『泳ぎ初めて1年しかたってないんだな』って思った時に、ここまで頑張ってきたんだなって思う。
でも、試合で自分が狙った記録を出せなかった時に、やっぱりまだまだだなって感じることが多いので、いろんな気持ち、いろんな感情になることがありますね」
―白血病から復帰し、東京五輪で泳ぐ意義とは。
「1年前じゃ考えられなかった環境に今いると思うけど、これが自分の運命であって、たぶん、オリンピックに出ることがきっと決まっていたんだろうなって。
東京五輪が(コロナ禍で)延びたりして、こういう環境での開催になったけど、
自分に東京オリンピックに出させてもらうチャンスができたということだけでものすごく大きなものではあったのかも知れないし。
与えられた使命というか、自分がこの東京オリンピックに出ることは必然だったかも知れないので、
自分が与えられた、このリレーで力を発揮することをしっかり全うして結果に結びつけられたらなと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e849afd69594f585b212c04370db35da053a231a
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