名張】名張市の四十代の女性職員が、アパートや借家に入居していないにもかかわらず、六年間にわたって住居手当を受け取っていたことが三日、分かった。不正に受け取った手当は百九十四万円に上るが、市は「職員に悪意はなかった」などとして処分していない。
市人事研修室によると、女性職員は平成十六年九月、アパートから家賃のかからない一軒家に移り住んだため、居住手当を受ける権利がなくなった。しかし、女性職員は転居したことを市に報告せず、月額二万七千円の手当をこれまで通り受け取っていた。
二十三年十一月、この女性職員が別件の相談で同室を訪れ、職員に現住所を伝えた際に発覚した。女性職員は職員に対し、「転居の報告を忘れていた」と説明。受け取りから五年以上経過して時効となった分を含めて返金すると約束し、分割で返済している。
市は女性職員の処分を検討しておらず、この問題を公表する予定もない。一方、伊賀市は昨年十月、通勤距離を過大に申請し、約十年間で百二十七万円を受け取った五十代の女性職員を停職一カ月の処分とし、事案の公表もした。両市の対応には温度差がある。
名張市人事研修室は、処分や公表を行わない理由について、「職員に悪意はなく、手当は完済される見通しとなっているため」と説明。問題への対応については「手当を受け取っている全職員を対象に、同様のケースがないか調査したい」としている。
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