消費者向けに説明しているなら業者向けににも当然やっているんだろうが当然非公開の密室で。
牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査を七月一日から見直し、月齢四十八カ月以上に限る方向で検討している県と四日市市は十三日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで消費者向けの説明会を開き、約五十人が参加した。
県は、「全国の自治体が七月一日に全頭検査を廃止する中、県だけ独自に全頭検査を継続すると、県産牛はBSEに感染しているとの誤解を招く恐れがある」と方針転換の理由を話した。
厚生労働省は四月、検査対象牛の月齢を七月以降、乳牛や子どもを生む牛を中心とした四十八カ月超へ引き上げる方針を決め、全頭検査の見直しを全都道府県に要請した。
県内では伊賀、松阪、四日市市の三市で処理した牛について全頭検査をしている。
県は、県内でBSEの感染牛の発生はなく、食肉解体場で特定部位を除去、焼却するBSE対策を十分講じていると説き、検査対象を限定する方針を示した。
質疑では、継続すべきとの主張や、流通段階で検査証明を不要にする要請、検査手法の問い合わせなど十件ほどの意見が出た。
http://www.isenp.co.jp/news/20130614/news02.htm
BSE危険部位、無断持ち出しの疑い 三重・四日市市の食肉センター【中日新聞】
2007年8月24日 12時20分
三重県四日市市の市食肉センターから、牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法で特定危険部位とされている牛のこめかみ部などの肉が食肉業者によって持ち出されている疑いが浮上し、県と市が調査に乗り出していることが24日、分かった。
一部が川村幸康同市議(39)が経営する市内の焼肉店で販売されているとの疑いがある。同市議は「違法な肉の持ち出しや販売は一切していない」と否定している。
同センターでは、県と市が25%を出資している第3セクター「県四日市畜産公社」が牛の解体処理をし、頭部や内臓などの部分を、食肉業者でつくる四日市臓器組合に売却。組合側が頭部のうち同法で持ち出しが認められている舌やほお肉などを取り出した後、残りの部分は公社が焼却処分する仕組みになっている。
疑惑の指摘を受け、県と市は8月3日から1週間、立ち会って調査をしたが、持ち出しの事実は確認できなかった。 舌やほお肉の取り出し処理は、同組合の許可を受けた業者が自由に行っていた。
同公社の菊田和彦専務は「組合との信頼関係があり、チェックする必要はないと思っていた。これが問題だったと指摘されれば、申し訳ない」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007082490122011.html
2013年4月23日0時4分
牛肉の危険部位、店で提供 三重・四日市市議の敗訴確定
三重県四日市市の焼き肉店で、牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法で焼却処分が定められている「こめかみ肉」を出 されて精神的苦痛を受けたとして、同県内の男性客が、経営に関わる四日市市議らに慰謝料を求めた訴訟で、最高裁第二小 法廷(竹内行夫裁判長)は市議らの上告を退ける決定をした。19日付。22万円の支払いを市議らに命じた昨年12月の 二審・名古屋高裁判決が確定した。
経営に関わっていたのは川村幸康市議。男性客は、2007年に「珍味」として提供された牛の肉を「こめかみ肉だった」 と主張。市議は否定したが、二審判決は獣医師らの証言から、こめかみ肉と認め、市議自身が切り取り、と畜場から持ち出 して客に提供したと結論づけた。
この問題では07年、市が弁護士らを交えた調査委員会で検証。「市議がこめかみ肉を切り取っているのを見た」とする証言を得たが、「持ち出しの有無は把握できなかった」とした。
食肉業者らが07年、食品衛生法違反などの疑いで市議を告発。市議は書類送検されたが、津地検は嫌疑不十分で不起訴処分とした。
http://www.asahi.com/national/update/0422/TKY201304220443.html
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