問われるというか『隠蔽』と組合との馴れ合いを認めて来たのが『自分』だから死んで逃げただけだよ。
(自殺した事)これを潔いとか情緒的・感情的な声でJR北海道への責任追及・処分が緩むことがあってはならない。
A級戦犯で『戦争責任を全部被る覚悟』で処刑されて『英霊』として祀られたように、うやむやにされるべきではない。
5日午前8時20分頃、北海道余市町の余市港で、男性の遺体が見つかり、道警が調べたところ、JR北海道の坂本真一相談役(73)と分かった。
道警によると、遺体に目立った外傷などはないことから、自殺の可能性が高いという。道警は16日に司法解剖して死因を調べる。
JR北海道によると、坂本相談役は14日午後5時頃、社有車で帰宅した。翌15日朝、秘書が自宅に迎えに行ったところ姿が見えず、その後の所在が分かっていなかった。
道警幹部によると、15日午前8時20分頃、余市港北側の防波堤の約100メートル沖合で、男性の遺体がうつぶせの状態で浮いているのを海上自衛隊員が発見した。余市港南側の岸壁には、坂本相談役の自家用車が止まっていた。
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アルコール検査をしないとか線路検査でインチキするとか、鉄道会社社員である資格などないということだ。経営側はそんな不良社員は即刻、解雇すべきだ。石勝線のトンネル事故の後、当時の中島尚俊社長は線路の点検に懸命になった。ところが、組合側は、休日出勤や時間外労働を押し付けたのは“36協定違反”だと経営陣を責め立てた。心労が重なって中島社長は入水自殺するに至った。
不可解なのは、JR北海道の取締役会に、坂本真一相談役(元社長)、柿沼博彦特別顧問(前会長)という、取締役以外の旧経営陣2人が毎回出席していることだ。新経営陣は前例を破ってでも現状突破を図るものだ。そこに経営を悪化させてきた旧経営陣がなぜ出席するのか。紙に書いていないヤミ協定、労組との暗黙の取引が引き継がれているのではないか。
11月7日、参議院国土交通委員会で民主党の田城郁(かおる)参院議員が太田昭宏国交相に要求した。田城氏は、革マルの総大将で動労元委員長の故松崎明氏の側近、JR総連の組織内当選者だ。氏が求めたのは(1)賃金の積み増し(2)レール補修の費用(3)枕木をコンクリートに代える-などである。しかし、問題の本質はカネではないだろう。
日本航空(JAL)は平成22年に、乗員組合、機長会の横暴の末に経営破綻した。JR北海道も経営破綻させて、経営側、組合側の双方を取り替えて再出発する以外、再建の見込みはない。(ややま たろう)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131121/crm13112103080000-n4.htm