水産庁は27日、南極海での調査捕鯨を2015年度中に再開すると発表した。昨年3月に国際司法裁判所(ICJ)から国際捕鯨取締条約違反と判断され、中断に追い込まれていたクジラの捕獲再開に乗り出す。関係者によると、調査捕鯨船は来週にも山口・下関港などを出る見通しだ。
水産庁は27日に国際捕鯨委員会(IWC)に、ICJの判決とIWCの科学委員会の指摘を踏まえた最終的な新計画を提出した。日本の研究者が科学的に妥当性を証明し、海外の研究者にも助言を求めたと説明している。
しかし、オーストラリアや英国など捕鯨そのものを否定する反捕鯨国からの反発は必至だ。
(共同)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015112701001708.html
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