ジャニー喜多川の卑劣な少年達への性的虐待、少年達は『それ』を受け入れなければデビュ―できないことがわかっていた。
その中には総務省事務次官の息子も居たかもしれないというのにメディアは問題が公になるまで目て見ぬふりをしてきたのである。
読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏が2日放送の「今田耕司のネタバレMTG」(日本テレビ系)に出演し、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題について言及した。
番組では外部専門家による再発防止特別チームが8月29日に会見を開き、報告した調査結果について取り上げた。高岡氏は報告書について「ほとんど起訴状です。犯罪を立証するんだったらテレビや新聞で書けないようなことも書かないといけないんですが、全部書いてあります」と評価した。
性加害問題の背景として同族経営の弊害とマスコミの沈黙も指摘されている。高岡氏は「言い訳だと思われることも承知の上で申し上げます」と断ったうえで「出演していただけなくなる忖度は、私はエンターテインメントの番組を作ってきた人間じゃないけどなんとなく想像はつきます」と話した。
続けて「報道の側はなぜかと言うと警察が動いてなかったことが大きいです。今の時代だったら間違いなく警察が動いています」と指摘した。
元週刊文春記者の中村竜太郎氏は「男性同士の性関係。それを小中学生の時に遭いましたとなったら親からしてもこれは恥ずかしいこと、『黙ってなさい』ってなっちゃうんですよ。これをなんとかしなきゃという気持ちよりも世間体を考えたりとか、そういう時代ではあったんですよね」と解説した。
東スポWEB
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